自営業は、サラリーマンと比べて入院リスクが高い!?

家族経営の事業を営んでいます。自営業の場合には、手厚い医療保険を選んだ方がよいとすすめられているのですが、どのような点に留意したらよいのでしょうか? またサラリーマンの場合と具体的にどこが違うのでしょうか?

医療保険の保障の中心は、入院給付金です。つまり入院による経済的なリスクを保障するための保険です。この経済的リスクが自営業とサラリーマンでは異なります。

サラリーマンは、長期入院で有給休暇を使い切ってしまっても、健康保険から傷病手当金が支給されます。支給額は、従前のお給料の(標準報酬日額)3分の2で、支給期間は1年6ヵ月です。経済的リスクとして、差額ベッド、交通費など、入院にともなう出費は発生するものの、収入に関しては、一定額が確保される仕組みになっています。

これに比べて自営業の方は、事業主の入院は、売り上げの減少に直結する場合があります。家族経営で、お店は奥さん、仕入れはご主人というような場合には、どちらが入院しても、代わりの人を雇わなくてはならず、人件費がかかるというようなこともあるかもしれません。

また、主に自営業の方が加入している国民健康保険には、傷病手当金の制度はありません。入院にともなう減収のリスクも考えないといけないという点で、医療保険の役割が大きいという面があるのです。

もちろん全てを医療保険でまかなうのではなく、貯蓄を増やすことや、万一のときには手伝ってもらえる人を手当てしておくなど、経済的リスクは合わせ技で考える必要があるでしょう。

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